テーブルマナー
おいしくいただくために知っておきたい
テーブルマナーはお互いに気持ち良くおいしくいただくための約束ごとです。基本的なマナーを身につける事が本当の意味で食事を楽しむための第一歩に
なります。
フルコース
フルコースとは、- 前菜(オードブル)
- スープ
- 魚料理
- 肉料理
- サラダ
- デザート(アイスクリーム、フルーツ、コーヒーなど)
正式なコースでは肉料理が二種類と口直しのシャーベット、チーズが加わります。
着 席
着席はイスの左側から入ります。テーブルとの間隔はこぶしがらくに入る程度で、深くこしかけます。ナプキン
オードブルが運ばれてきましたら、二つ折りにして折り目を手前にしてひざにかけます。ナイフとフォークの使い方
ナイフは右側に、フォークは左側にセットされ、外側から順に使います。フォークで料理をおさえて、ナイフで食べやすい大きさに切ります。
オードブル
これから始まる食事をおいしく楽しくいただくための食欲増進の効果があります。色どりや形が美しく、味もバラエティーに富んでいます。
スープ
スプーンは手前から向こうへすくいます。あまりお皿に顔を近づけないようにスプーンの方を口に運び、音をたてないようにしていただきます。
少なくなりましたら皿の手前を軽く持ちあげるようにしてすくいます。
魚料理
魚料理は飾りがついたナイフとフォークを使います。上側をいただいたら甲骨を取り除き、皿の向こう側へ置いてから下側の身をいただきます。
魚を裏返していただいてはいけません。
ワインは白ワインが一般的です。
肉料理
あとでソースが配られることがありますから急いで召し上がらないで下さい。サラダもあとから配られますので交互に召し上って下さい。
ワインは赤ワインが一般的です。
デザートコース
フルーツをいただいたあとは、フィンガーボールで手を洗います。片手ずつ指先を洗ってナプキンでふきます。
コーヒー
砂糖とクリームは好みで入れます。かきまぜたらスプーンはカップの向こうにおいて、ソーサーは持たずにいただきます。
ビュッフェパーティーのマナー
近頃、ビュッフェ(立食〉形式のパーティーが多く見うけられるようになりました。ビュッフェパーティーでの主な目的は多くの人との歓談を楽しみながら食事をすることにありますから、一ヵ所にとどまったり、食事ばかりに専念するのはさけたいものです。
ビュッフェパーティーでは原則として自分の料理は自分で取りわけます。
他の人の分までいっしょに取りわけてあげたりするのはあまり好ましいことではありません。
好みの料理を少量ずつ食べ残さない程度に取りわけたら、次の人が取りやすい様にすみやかに料理テープルを離れて自由に懇談するのがマナーです。